6話  左がダメなら右がある。 スイッチだ。                             SK8-60        

 右足で回そう。左足で回せるように治るまで待つ必要もない。スケートボードに乗る時にどちらかのスタンス(進行方向の前に左足を置いて構えるレギュラースタンス、右足を前にして構えるグーフィースタンス)で乗ります。これからスケートボードを始める人は、利き足を後ろにすれば良いです(後ろ足は、スケートボードをコントロールしたり、パワーを要求されるので)。通常得意なスタンスの逆スタンスで乗るのをスケートボードでは、スイッチスタンスと呼びます。このようにあえて苦手なスタンスからトリックを繰り出したり、トリックによっては空中で板の方向を入れ代えたり、スタンスが入れ代ったりして着地します。これもスケートボードのトリックの醍醐味のひとつだと思います。スケートボードのトリックをやればやるほど右足も左足も変幻自在に使いこなしていく必要があります。災い転じて福となす。右足を使うのは実に良い事です。レギュラースタンスなのでキックフリップも左足を前で蹴り抜きます。だから左足で今のトリックも練習をしていたのです。左足の負傷で右足で回そうと思います。スケートボードのトリックを続けられていればスイッチスタンスのキックフリップの練習になります(スケートボードのトリックを始めたばかりの人間にとって夢のまた夢の話しです。レギュラーのオーリーでさえ今から再開するところです。エアー系のスケートボードのトリックの練習が出来る目処もたってない状態です。スイッチオーリーなんて何時になるのか皆目見当もつきません)。なので最終的に左足で必ず回せるようにする必要があります。いろいろ起こるでしょうが、そんな時こそ経験と知恵を活かして切り抜けていけたらと思います。変われば変わるもので本当に行動に移して、60歳に対してネガティブ(老後と老化)にしか捉える事しか出来なかったのに夢(スケートボードのトリック)を追い求めている。60歳でポジティブな行動を取り入れる人生にスイッチしています。左足の様子を見ながらスケートボードもスイッチで再開します。・・・・・・・・・・頑張ります!          


(・・・・・・・・第6話終了・・・・・・・・続く。)