7話  右足で練習を再開します。                            SK8-60 

 サッカーボウルフリップを左足でボードを回す練習が出来るようになるまで右足でボードを回す練習をしていきます。利き足だから器用なわけでもないみたいだ。もう少し繊細な動きが出来るのかと思ったがそんなに左足と変わらない。すぐにポンポンと回るわけでもない。ただ左足で回していたので回すイメージが出来ているからその感覚で回したい、がそうは簡単に体が言うことを聞かない。思うように動いてくれない。練習が出来てるだけでもありがたく思わなければ、体を動かせているのだから。


 60才の節目に、本当にスケートボードのトリックをやろうと思って良かった。再度(左足負傷)、体を動かしてなおさら感慨深い。思いきってなければ精神的にも負のスパイラル(老後と老化を受け入れきれない自分)と対峙しているところだった。悩みや葛藤と格闘している間に動ける体も(この機会をのがしていたら)過激な運動の出来るような体に戻す機会を失っていただろう。大きな岐路だった。


 本格的なスケートボードのトリックをやるためにも、あせらないで体を痛めないように慣らしていこう。当面この右足に頼ろう。右足で回そうというのも我ながらグッドアイデアだった。何と言っても動きながら練習の継続が出来るのが大きい。今の段階では、ともかく体を動かす(せっかく始めたのだから、体がこれ以上なまらないように)。それに尽きる。そして左足を治して左足で回せるようにならないと(前回も触れたがスイッチオーリーの道のりは、並大抵ではない。キックフリップの練習が出来るくらいのオーリーの上達は、スケートボードのトリックを修得しながらなのでかなりの年月が必要だと思う。達成出来るかどうかも判らない。)始まらない。右足で回す練習をしながら過激に動ける体を作るのが当面の目標だ。このトリックもなんとか右足で継続しながらやってます。 ・・・・・やる気モードが上昇中!



(・・・・・・・・第7話終了・・・・・・・・続く。)