8話 スイッチスタンス(逆側の構え)で滑る                          SK8-60

  少し体も動かし始めたので、心構えの再点検と客観的な視点で注意点を見直していきます。50代の時は、健康を目的にスケートボードをしていました。体も若い時と同じくらい動けたので憧れのオーリーを練習(理論も理解出来てなかったので困難を極めました。)してある程度出来るようになった。60代は、スケートボードのトリック(そのおかげと経験が無謀な挑戦につながった。)を楽しみながらする事が目的です。スケートボードのトリック(60才の老後と老化に悩まされている所をスケートボードのトリックで60才の身に余る興奮と熱意をかきたてられて抜け出せた。)は、健康の維持や向上よりも疎外する恐れすらある。足首、ひざ、腰などは、常に負担がかかる状態です。いつ何が起きてもおかしくない。これからトリックの難度もあげていくから転ぶ事もあたりまえになって手首、ひじ、肩などで頭を守るのでこちらも常にケガのリスクがある。知恵とストレッチと筋力増強で対抗していくしかない。あれ、克服していく事が出来れば健康目的ともいえなくもないのかな。それにしても50代と比べたら圧倒的に持久力がない。疲労も半端ではない。体の負担を軽減するため練習量をひかえてますが実はそんなに余力がない。老化の総攻撃を受けているのだろうか。スケートボードのトリックをやりたいという若さの維持というよりも若返り(スケートボードのトリックをしようとしているのだから)というアンチエイジングと老化の熾烈な戦いが続いていくのでしょう。老化に負けずにスケートボードのトリックを続けていけるのが理想です。しかし以前にも述べたように、スケートボードのトリックが瞬時に大ケガで終わる事も覚悟しておく必要があります。何となくスケートボードのトリックの練習の日々が続いてしまうと日常の連続と錯覚して危険を軽視しがちになります。年齢的にも危険の連続と思っても思い過ぎる事はないので気を引き締めててちょうど良いくらいだと思います。本当に、これが最後になるかもしれないと心に刻み込んでスケートボードのトリックの練習を楽しむだけです。いつ出来なくなっても悔いが無いように心構えだけはしておく必要があります。なのでケガなく老化に負けずにスケートボードのトリックを続けていける事が究極の理想という事になります。

 
50代は、スイッチスタンスでも滑っていました。今回、右足でサッカーボウルフリップの練習しているのと、左足もかなり良くなってきたのでスイッチスタンスで滑ろうとしたら全然うまく滑れない。プッシュ(前の足をボードに載せて、後ろ足で地面を後方に蹴ってスケートボードを前に進めます。)で右や左へふらついてしまう。50代でスイッチスタンスでもスムーズに滑っていたのでかなりショックです。初心者レベルの状態です。こんなにも滑れないとは・・

・・・・・・・・月日の残酷さが身にしみます。




(・・・・・・・・第8話終了・・・・・・・・続く。)