9話  少しずつの上達                           SK8-60

 極まれに両利きの人がいます。その才能は、スケートボードのトリックで最高の力を発揮できると思います。何かスポーツを初めようと考えている両利きの人は、ぜひスケートボードも検討してください。隠れた才能が光輝く事になるかもしれません。50代でスイッチスタンスでかなり滑り込みましたが残念ながら単なる片利きなので全く身についてませんでした。付け焼き刃程度だったみたいです。両利きだったら50代のように滑れてたのではと思います。流れるようにさりげなくスイッチスタンスからスケートボードのトリックを繰り出せるようになりたいけれど、そこまでの上達の年月に現実味がわきません。明日をもわからない高齢者です。先ずは、しっかりとスイッチスタンスで滑れるようにならないとどうにもなりません。出来るようになるか出来ないかは別にして、上達を目指して挑戦しているという果てない夢の時間にスケートボードのトリックは、いざないます。

 何か異常な興味にひきつけられて過ごす時間(自分にはスケートボードのトリックへの挑戦)が悠久の遠大な宇宙とリンクしているような気がする。若い時は、毎日そのような時間(見聞の全て)が成長の過程で当たり前に通り過ぎていきますが高齢にもなり考えながら生きているとそのような時間の過ごし方の瞬間、瞬間が不可思議な力をともないながら身体じゅうにみなぎるのを実感している。そのよいんの中に浸っている。これこそが若さのエッセンスなのでしょう。アンチエイジングの原動力です。スケートボードのトリックへの挑戦の月日がアンチエイジングの効果と言えるでしょう。

 サッカーボウルフリップの練習の方は、回り方は、右や左に斜めになって不ぞろいですが少しずつ回る回数が増えてきた。効き足は,丈夫だ。この位では、左足のように続行不可能な筋肉痛にはならない。このあたりは、利き足なので筋肉が十分に足りているみたいだ。ボードを引き上げながら、回すのがいい感じだ。少しづつ安定してきている。ただ、回すだけに専念していたので今ひとつ現実味が無かったが、こんな回り方している物に飛びのれるのだろうか?少し気後れ気味になる。良い状態なのか悪い状態なのかビミョウだけれど板1枚向こうへ飛ばすように回すとかなり安定して同じ所で回っている。しかし、いつまでも回す練習ばかりしていてもダメな気もする。気後れから乗りに行くのを先のばしにしているのなら問題だし、まだ技術的に足りてないような気もする。  ・・・・・・・・・・悩みどころだ。            


(・・・・・・・・第9話終了・・・・・・・・続く。)