⑬話       完全復活             SK8-60

 本当に危なかったです。大ケガか死んでしまってスケートボードのトリックが終ったという程の出来事だったので、こうして無事だったのが不思議なくらいです。未開の未知の領域に足を踏み入れたい。人類の探求心もアフリカから未開の土地へ全世界へと旅だって行き、とうとう宇宙へ手をのばそうとしています。人間のコウキシンは、キケンを乗り越えて不可能と思える事も実現しようとします。以前にも記述しましたが、そういった太古のDNAにスイッチが入っている状態なのでしょう。この間の大クラッシュにも、ひるまずにスケートボードのトリックをやりたいのです。スケートボードのトリックをやりはじめて、なおさらコウキシンが止まらないのです。スケートボードのトリックへの情熱は、あがり続けています。 

   60代入り口で老後と老化の悩みの負のスパイラルからスケートボードのトリックで抜け出したので、やれる時まで精いっぱいやるだけです。やれる能力のある間に思いっきりやりつくさないと、健康でいられる目安の平均健康寿命(70才代前半)に年々近づいてます。以前にも記述しましたが、平均健康寿命とは、介護を必要としないで健康で日常生活を送ることができる寿命です。平均ではありますが、その年齢あたりで自立した生活自体が問題になる指標です。運動が出来るとか出来ないのレベルの話しではありません。かなり深刻な年齢なのです。なのでスケートボードのトリックは、大ケガや病気がなくてもながながと出来ないでしょう。しかし、このような過激な運動に挑戦する機会とこんなに過激に楽しいことを人生の晩年に残してくれたことに、それに挑戦出来る体であることに感謝してもしきれません。相反しているようですが、スケートボードのトリックで老化にできるだけ抵抗していきます。少しでも長くスケートボードのトリックを続けたいので。                           

 サッカーボウルフリップは、左足(サッカーボウルフリップで使いすぎて痛めていた)でも再開して少しずつ回してます。過度にやりすぎないように気をつけています。左足の状態もこれで万全になりました。右足の活用で無理して使う必要も無かったのでゆっくり回復できて良かった。    ・・・・・前進あるのみ!


(・・・・・・・・第13話 終了・・・・・・・続く。)