⑳話    スタンスチェンジ(体を反転)でスイッチスタンスへ       SK8-60 

 60才の問題は、持久力がないので50才代と比べて練習量が圧倒的に少ない。基本レギュラーの練習になってしまうのでスイッチスタンス(逆スタンス)ですべるのがおろそかになりがちだ。というよりもほとんどすべっていない。以前は、あせり過ぎてました。今すぐに スイッチスタンスが必要ないけれど、しかしこの状況は、かなりゆるみきってしまった。50才代のスイッチスタンスは、オーリーの練習の合間にスケートボードに乗ったまま本当に少し体を浮かすようにジャンプしてスタンスチェンジ(体を反転)して遊び感覚で乗り込んでいたのを思い出した。それで知らず知らずのうちに乗りこなせるバランス感覚と筋量も出来てきたのだろう。今回は、すべれるのが当たり前(長い空白期間と筋量低下を甘く見て)という調子でプッシュ(前の足をボードに載せて、後ろ足で地面を後方に蹴ってスケートボードを前に進めます。)してすべろうとしたのが大間違いだった。レギュラースタンスでスケートボードのトリックを上達していくとスイッチスタンスが必要になります。このスタンスチェンジで慣れるところからはじめてみる。まずは、これでスイッチスタンスのすべりを安定させようと思う。

 60才からのスケートボードのトリックをやろうと思った時から50才代でかなりスイッチスタンスが出来ていたので大きな期待が裏目にでてしまったようだ。明日をも知れない(病気やケガでスケートボードのトリックが出来なくなる。)年齢なので、このスイッチスタンスでスケートボードのトリックは、かなりの長期戦略になるので最も難しい課題で果てしない夢です。なんとも気の遠くなるような話ですが、そこまでスケートボードのトリックを続けられたらなんと素晴らしいスケートボード人生でしょう。現状、夢の途中のピリッと辛いスパイスを味わっています。出だしでかなりつまづいていますが、たどり着けるものなら何とかたどり着いてみたいです。  ・・・・・夢物語を追い求めて


(・・・・・・第20話終了・・・・・・・・続く。)