54話 アンチエイジング(4)逆だち(倒立)❸ SK8-60
日々の調子で安定感のない逆だちをつづけてます。調子が悪い時は、肩回りでしっかり支えられないイメージが強すぎて蹴り足も中途半端になってしまいます。蹴り足が不足すると安定して壁まで体をもちあげれません。こうなると足が上りきる前に途中でどすんと落ちてしまいます。何度かトライして出来る状態です。逆だちは、インナーマッスルですが初めに支える腕と肩の基礎体力が必要です。安定して支える余裕がまだありません。肩まわりの筋力低下は、想像以上です。
60才を過ぎると年々老化の加速の厳しさが増すようです。まだまだスケートボードのトリックをやりつづけたいので肩まわりの筋力低下は見すごせません。肩まわりの筋力をつけようとしてます(安定した壁逆だちができるくらい)。高齢でも筋力を作れるのは本当だとおもいますが、目標のない(意欲のわかない)60才代の人が、筋力増強に夢中になるのはかなりハードルが高いと思います。30才代~50才代くらいなら体力の衰えを先延ばしにしても取り戻せるかもしれませんが、60才代でいつまでも若い時の気持ちで体力の衰えを先延ばしにすると老化の加速もあるので取り戻せなくなってしまうと思います。60才代で体力が落ちてしまうと70才代前半で平均健康寿命(日常生活に制限の無い期間)になってしまうのがわかるような気もします。60才をすぎると筋力は使わないと簡単に衰えてしまうので、健康と体力を維持するのは本当に大変なことです。逆だちで身をもって痛感しました。
人生の最終コーナーなのでいかにイキイキと楽しく暮らすかが大事なのかもしれません。上記の意欲なしに基礎体力の増強はむずかしいので楽しみといかにミックスさせるかにかかっているようです。
(・・・・・・第54話終了・・・・・・・・続く。)