55話   フロント180 (4)         SK8-60

  フロント180は、主に一気に回すやり方で練習してます。弾くタイミングと背中側に上体をひねるタイミングがさらに良くなってきました。一気に90度以上まわろうとするとスケートボードを飛ばしたり、体勢を崩してばかりでしたがかなり安定して90度以上まわれるようになってきました。まだ完全に180度まわりきれません。良ければなんとか3分の2くらいまでまわれるような感じです。それとたまに、フロント180で 構えた時に不安になるのをまだ完全にふっしょくできないのが現状です。

 スケートボードのトリックは、非常に難しい。高齢だからではなく逆に高齢だから(自己分析をしやすいので)こそ難しくてもしたい一心で練習しつづけられてると思います(若い時なら不器用なので好きなだけでは続けられなかったと思います)。以前にも記述しましたが、器用でないとスケートボードを弾くその一瞬に左右の体の動きの連動が適切に対応出来ないのではと、スケートボードのトリックの練習をすればするほどそう思うようになりました。左と右の体の別々の動きが元から出来る器用な人は、脳と体の神経伝達の基礎があるのでしょう。不器用なので個々のスケートボードのトリックの左と右の体の使い方を脳と体の神経伝達の基礎からを身につけるとほうもない作業をしているような気がします。オーリーの修得にもかなり長い期間がかかりました。なので、スケートボードを弾く瞬時の対応(左右の動きの連動)は不器用な自分にとってスケートボードのトリックの永遠のテーマになりそうな気がします。

 スケートボードのトリックは、不向きだと認識しているので180度の残り3分の1もあせらずに取り組みます。高齢者ならではの自己分析や現状認識はよさそうです。さらに、出来ないをどう出来るようにするかの高齢者ならではの知恵がひねり出せるといいのですが・・・・


(・・・・・・第55話終了・・・・・・・・続く。)