56話 スーパーアスリートの思考・トレーニング(2) 井上尚弥世界チャンピオン       SK8-60

  ボクシングの井上尚弥世界チャンピオンは、モンスターと呼ばれてます。4団体統一世界チャンピオンです。本当に強い。攻撃力は、もちろんですが、個人的に打たれ強さが怪物だと思います。直近のダウンにつながるカルデナス選手の一撃は、素人の目からみてもドンピシャのKOパンチでしょう。そうとうの打たれ強いファイターでもあのパンチはノックアウトで立てなくても不思議ではないと思います。打たれ強い井上尚弥世界チャンピオンだから足にくることもなく立てたのだと思います。ドネア戦で2R右眼窩底骨折の被弾でも12R戦いきって勝ちきりました。しかもダウンを先に奪われたネリ戦、カルデナス戦は終わってみればKOとTKO(レフェリーストップ)の勝利です。最も打たれ強いボクサーだと思います。打たれ強さが先天的なものか、日々の練習の中で意識的に身につけたものか大変きょうみぶかいです。

 井上尚弥世界チャンピオンの敵は、もはや自分自身、平穏なのでは?逆境になればなるほど内面のモンスターが目をさますかのような圧倒的な力を発揮するような気がします。被弾やダウン後の表情のすごみ(覚悟のような)が印象的です。危機的状況になればなるほどより冷静に、冷徹と思えるほどの状況分析ができて何をすべきかを明確にして着実に実行して偉業を達成する(大谷翔平選手にも共通する所)。スケートボードのトリックの出来ないを出来るようにするヒントがあるような気もします。

   井上尚弥世界チャンピオンと大谷翔平選手も強くなりたい、うまくなりたいを求め続けた結果です。60才過ぎの不器用が、うまくなりたいだけでスケートボードのトリックをどこまでできるのか? スケートボードのトリックの練習が続けられるかぎり幅広い知識の収集を役立ててスケートボードのトリックを追い求めます。


(・・・・・・第56話終了・・・・・・・・続く。)