62話      死生観         SK8-60

 事実いつ死んでもおかしくない年齢になっているのに死の現実味の実感がありません。スケートボードのトリックの練習は以前にも記述しましたが、やり始めは高齢で大ケガ(高齢者の大ケガは死の現実味をおびる)のキケンもあるので今日で最後の練習になるかもと覚悟しながらの練習だったので取り組みだけで神々しさをともなってました。現在よりもただならない張りつめた緊張感の中でのスケートボードのトリックの練習だったので死生観(真剣勝負のような)に通じるような感じがありました。現状、スケートボードのトリックの練習に慣れてきたのでそのような意識はうすれてますが年齢の上昇と共に恐怖心も増しているので死生観(真剣勝負のような)の連続の練習になっていくかもしれません。スケートボードのトリックの練習がアンチエイジング効果をうみだしてスケートボードのトリックの夢も広がって好循環です。まだ死とおなじようにスケートボードのトリックの終わる時が来るイメージがありません。必ず終わりがくるのですが・・・・・

 しかし、すべての老化を止められるわけでもないので病気や死が忍び寄っている事に気づいてないだけかもしれません。実際に60才代の著名人の訃報もあるようにリアルに高齢者なのです。死は他人事ではないのですが・・・・・・・

 今から死としっかり向きあっておくべきなのか。今までどおり精いっぱいスケートボードのトリックの練習を病気や大ケガで出来なくなるまで思うぞんぶんにやりきるだけでいい。そして、死を自然に受け入れるで良いのか。冒頭部分の死の現実味の実感がわきあがらないほどスケートボードのトリックがハイテンションで未来に向かっている事は確かです。



(・・・・・・第62話終了・・・・・・・・続く。)